ずいぶん間隔が空いたので日記の書き方を忘れてしまった。何から書き出せばいいんだっけ……。
色々と書きたいことがあるのだが、直近では進路が決まったことが人生の大きいニュース。晴れて来年から仕事人になれます。大学に入った頃は今よりも人見知りがひどく、数年後に控える就活に対して「面接とか無理すぎるしこんな感じで社会に出れるのかな?」と怯えまくっていたのだが、いざとなったら何とかなるもので何とかなってしまった。とはいってもスタンダードな就活を進めるメンタルは最後まで持ち合わせていなかったので、序盤から受ける面接を相当絞って進めていたのが良かったと思う。去年の夏頃からぬるっとインターンを受け始め、目の前に現れる締め切りと刹那的に格闘していたら就職先が決まっていたという感覚。精神が激動するのは嫌だったのでそういう土俵に立たないことを心がけていたら自分でも驚くほどあっさりした就活になった。当初の目標からしても喜ばしいことではあるが、なだらかさに少し拍子抜けしている部分もあってあまり実感が湧かない。これから見学やらのイベントがあるみたいなので、時間と体感を経てだんだん現実として掴めてくるといいなあ。
1つ話題を書くと段落が生じる。その瞬間に評価できる「文章」と化し、おれはなぜこんなことを書いているんだと書くのがイヤになってくる。これを乗り越えるのは無反省・許容・陶酔あたりの3パターンがあるか。陶酔はダサい気がするので無反省でいこう。後から書き直す感じがいちばん上手くいきそうである。
大江健三郎の原稿アツすぎる。造形だ。 pic.twitter.com/MPrjrFZhzu
— Mizuno Yuzu Sakuradai (@potatovirusXXXX) 2023年3月15日
恥ずかしながら大江健三郎の著作を一本も読んだことが無い。しかし亡くなった時にTwitterで伊集院光のラジオに出た際の話題を見かけて興味を持って音源を聞いてみた。そこでも喋っていたが、最初は己から湧き出てくるものをそのまま書いた後に、上の原稿のような「書き直し」を重ねて自分の文体を作っていく感覚で書いているという。自分なりにその「書き直し」のスタイルを要約すれば、初めには見えなかったものの「広がり」を想像して文章の時空間を拡張していく作業という感じ。自分が書き直しをやるにあたっては、このやり方を意識して真似してみたいと思った。
そういえば以前の日記の書き方は上のやり方に近かったと思う。1週間分を毎日書き溜めていき、最終日に各日を書き直す作業を通してから公開していた。これをやると、書いた瞬間には面白いと思っていたことが数日の内にまったく面白くなくなっていることがわかり、気恥ずかしい文章を晒すことなく日記を書けるので良かった。自然と書き直しスタイルに到達していたのは偶然だが、あまり間違った方法では無かったことに少し安心した。いまは溜めておくことが面倒で書いたらそのまま出してしまっている。習慣にするためにも以前のスタイルに戻してみよう。その方が楽しいかもしれない。
まだ書くことがたくさんある気がするが思い出せない。アーカイブ的に最近良かったものを貼って終わりにする。
・Baseck 2x4 Flapjack | Boiler Room LA: Warp Mode
かっこいい。サンプリング主体のハードコアが好きな理由を色々と考えていたが、シリアスさとユーモアをキック1発で等価にブチ上げてしまう所、みたいなことを思い付いた。音MADも同じような感覚で好きなのだろうと思う。
・PUNCH☆MIND☆HAPPINESS / Happy Clover
改めて聞いてみたらやっぱりすごい曲でひっくり返ってしまう。1番サビ→間奏ナシで2番Aメロ→間奏という流れが他で聞いたことなさすぎてヤバい。いつ聞いても明るい気分になれる楽しい曲だと思います。
・Earthbound (Live) / King Crimson
友達のTwitterで見かけて知った。ライブ盤を避ける癖があって聞いたことが無かったのだが、凄すぎた。キレすぎてる。このようにありたいものだと思う。
・Dome It Youreself!!
説明不要!表現としての音MADでできることがすべて行われているような感覚。しかもそのどれもレベルが高く、しかしおもしろ動画として素直に楽しめる仕上がりになっている。バランス感覚がすごい。最高の動画です。
・【歯姫】ななまがりがお互いの超変人エピソードを暴露!【鬼越トマホーク】
森下はなんとなく分かるけど変さが想像を超えてたし、初瀬も普通に変すぎてめちゃくちゃ笑ってしまった。ななまがり好きなんだよな~。深夜4時チャンネルもたまに見てる。深夜4時に見なくても面白いです。
また気が向いたら日記書きます。