解体する日報 2022.11.07~2022.11.08

2022.11.07

 なんか気を抜いてるけどいいのかな。こういった具体性の無い焦燥が常にうっすらあるね。

 いまの生活リズムが2〜8時と13〜22時に起床、それ以外寝てるといったおもしろい感じになってる。単純に合算すると9時間寝てるけど分断されてるので健康的ではない気がする……。でもこれが一番生活しやすい感じなんだよな。錯覚かもしれないけど。

 最近は自分の素朴さが面白くなってる。無鉄砲と言えるほど烈しい衝動ではないが、ふわっとしているキャラの表象によくある蝶につられてフラフラ歩いていってしまうアレに近い性質が自分にもある気がする。

 急に別の道から帰ってみようと思って迷ったりとか、階段じゃなくて獣道を行ってみようと思って転んで骨折したりなど、思い付きで動いて困った実例はたぶん人よりある。「これまでにやったことないことを」「いきなり」「何も調べずに」実行する癖がたまに出てしまう。いつも衝動の発露でしかないので、体系的な自分の性質として自覚するのに時間が掛かった。

 自分はちょっと抜けてるのだなとようやく気付くと、人生の節々に合点がいく所が多々あって面白くなっています。

 私はダ・ヴィンチ・恐山さんのファンなのですが、上のようなことを日記等で書いているから共感が深いというのが理由の一つかもしれない。

youtu.be

 5:51〜「ARuFaさん勘違いしてて、私が楽観的だと思ってるでしょ。『どうにかなるでしょアハハ』って生きてるんじゃなくて、"無"なんですよ」←共感がヤバい

 そうは言っても基本はちゃんとしてる方だと思う。ただたまに衝動が炸裂するというか、内なる無計画性が常識とかを超えてくると、「無意味かつ危険/疲れる/困るイベント」として生活に発露する。やってみて困るまで気付かないから不思議なものだ。

 Do it Yourself!!の結愛せるふさんも、かなりの楽観的な人物として描かれている。あんなにゆるくはないけど、その楽観には多少の共感があるな。

 ちなみに、楽観的であることで危険な目に合う/合わせる人物が許容されるにはそれに相関した可愛げが必要であると思う。これは性的な可愛さというよりも、人間的な愛嬌のことです。おれには可愛げが足りない。もっと可愛くなりたい。

 fedibird.comにアカウントを作った。分散型SNSの設計上mstdn.jpと二つ持つ意味は薄いが、設計思想に反して各サーバーを閉じた空間として捉えているのでそれぞれに人格がないと落ち着かない。使い分ける意味とかは深く考えてないのでごちゃごちゃになっている。まあ楽しいは楽しいので適当に使っていきたいな。

 流石に運動をしたい……と思って気まぐれに近所を散歩してみたら、ハードオフが新規開店していてマジで嬉しかった。近所にハードオフできないかなと何度思ったことだろう。現実になった!

 よく行っていた八王子みなみ野店が閉店し、それの移転先ということらしい。嬉しいな〜。店内は見れるけどいまは買い取りのみの準備期間だった。それでも入ったらテンション上がりすぎるので外観だけ見て帰った。グランドオープンしたら週1くらいで通いたい。

 近所の喫煙所に若い女性の二人組が2組いてビビった。

 

2022.11.08

www.youtube.com

 月食を見た。天王星食も見た。天王星食が面白かった。競馬のゴール前くらい興奮した。淡々としつつ丁寧な解説がある国立天文台のライブの雰囲気が良かった。BGMも良いね。

 
 
 
 
 
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 近所にあるオレンジジュースの自販機を初めて使った。オレンジそのものが機械に入っていてお金を入れたらその場で自動で絞られる仕組みのやつ。200ml/500円でちょっと割高だけど、機械の動きがおもしろくて体験として好きだった。味はマジで果汁全開って感じで美味しかったです。紙コップにビニールの蓋を張るのも自動なのがグッドだった。

 調べてみると自動証明写真機の会社がやってるサービスなのでそれと同一のネットワークを使ってメンテナンスしてるらしく、オレンジの在庫もオンライン管理だったりして未来感あるなと思った。滅多に買えない値段だけど旅行先とかでテンション上がってたらまたやっても良い気もする。

 部屋の片付けようやくしてる。もう飽きた。とりあえずゴミだけ捨てよう。

 読んだ。日本から読むと言い方キツいというかSTEMやってないやつを一つに括りすぎな気がするけど、アメリカ社会の理解の一助としてなるほどなあと思った。

かつては理想主義的でリバタリアン的だったテクノロジー産業は、(中略)一言でいえば、ウォーク(Woke)になったのである。

という記述がある。私はかつて情報系への進学を緊急回避的にやめたのだが、思想的に合ってない感じがするという曖昧な直感によるものだった。

 引用部分をたよりに直感を解体すると、当時の自分はIT業界のWokeっぽさを感じ取った上で、さらに言えば己が理想主義的でもリバタリアン的でもないことを自覚して向いてないと判断したのだと思う。それでもコンピュータは好きだったので、回路とか半導体をやれる電気系に駒を進める形に落ち着いた。私の人生の中でも有数のビッグな意思決定の一つだが、正しい判断だったんじゃないかな。自分の選択だから贔屓目に見てしまうけど、ハードに基盤を置けたことは本当に助かってるよ。

live.nicovideo.jp

 今月のとも灯良すぎる……。マジで人間と人間で一番好きな関係性が先輩/後輩なので、終始ニコニコしながら見ていました。最高!

 NHKの『超むずかしい話』面白かった。超むずかしい話と言いつつも、絶妙な塩梅で説明してくれる感じで結構わかりやすく楽しむことができた。まあ理系院生なのに宇宙論素粒子論の話題で一切理解できなかったら大変だけど。番組通して宇治原の理解力というか、噛み砕いて言葉にして見ている人に伝わるようにする技術がすごかった……。おれのぜんぜん知らない分野で見てみたいな。言語学上の未解決問題とか。

 『明鏡止水~武のKAMIWAZA~「三の段 柔術温故知新」』も面白かった。上の話と繋がるけど、岡田准一の解説がすごすぎる……。番組内で武術翻訳家と名乗るだけあって、フィジカルの感覚的な部分を平易な言葉で噛み砕いて言語化する上手さがハンパじゃない。口だけじゃなく実際動いても強いのが凄い。ケンコバとの相性も良いし好きな番組だな~。レギュラー化してくれ!

兄成デザインのほのここ良すぎる。