日報2 22.04.15

四月十五日

 日記の存在を寝る前に思い出すことができた。これがあるとないとで継続できるかが変わってくる。そして、「そういえば」と思い出した時点で物事は行動に移すべきである。

 これは何度も「後にしよう」といって失敗してきた経験から最近ようやく実行できるようになった習慣だ。伝説の一日のダウンタウンの漫才の見逃しチケットも後で買おうと思っていたら見事に忘れたので、思い出したそばから手を動かした方がよい。

 たまたまPCに向かっている時に日記の存在を思い出したのでキーボードで文字を打ち込んでいるが、スマホで打つのとずいぶん違う。大きく違うのは、エディタを見ている時に目に入ってくるさっきまで書いた文章の量だ。PCで書いているとこの時点ではまだすべての記述を一目に見られるが、おそらくスマホだと全体の半分くらいしか見えていないだろう。

 画面の大きさも影響している気がするな。わたしが使っているiPhone 7のスクリーンはあまり大きいとはいえない。その場合かなり視野が狭窄した状態で文字を打ち込むことになり、物理的にその瞬間に書いている話題にしか目が行かないので自意識の深度が加速する感じがある。

 というか逆にいえば、PCで書いていると比較的フラットに文字を書ける。昨日の日記よりは鬱屈とした気分が無い。よく考えたら、単に今日の気分が良いだけかもしれない。

 今日は新しい室の顔合わせなどがあったが、かなり自由っぽい環境でおれのような人間にも動きやすそうだなと思った。おれが顔を出す前に来ていた同期が先輩に「(あいつ)来ないかもしれないです」と言っていたらしく、そういう認識なんだと思って面白かった。

 様々な環境で、顔を出すのが珍しいというキャラクターに落ち着くことが多い。それをたまに言われると、「そんなつもりは無いよ!」と思うのだけど、行動と態度からすると当然周囲はそう思うだろうというのもわかる。会話が苦痛とまではいかないが、使う精神的なエネルギーが大きいので、自分が体力的に楽な方を選ぶとそうなる。

 使うエネルギーが大きい分、まったく顔を出していなくても本人としてはMAXの活動をしていると思っているので、周囲の認識との差にびっくりするんだと思う。なんか書き起こしてみると普通に協調性のない人だなと思ったけど、実際協調性は無いのでしょうがない。

 今日の好きだったものは何かあるかな。まだ深紫伝説を聞いている。これでバトルドームの音MADが見たい。電車の中で座頭市 血煙り街道を見ようと思ったが、画面が暗すぎて見えづらかったのでウマ娘合作の制作後記をブラッシュアップして公開した。

 座頭市好きなんだよな。とはいっても、有名な三隅監督作品は見ておらず、鉄火旅と二段斬りの2作しか見ていないけど。特に鉄火旅はマジで好きで、あれもいつか動画を作れないかなと思っている。東野英治郎が演る刀鍛冶の爺が良いんだよな~。また見たいな。DVD買おうかな。

 買った。ブックオフオンラインにあったのでありがたいぜ。

 あとはPolygon Window(Aphex Twin)のSurfing On Sine Wavesを聞いた。本当に最高のアルバム・タイトルだと思う。Quothが一番好きだった。